石橋貴明“オワコン老害”が一転 YouTube勝ち組に豹変の戦略

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 とんねるず石橋貴明(59)が息を吹き返している。

 相方の木梨憲武(59)とのレギュラー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)は、2018年3月に30年の歴史に終止符を打ち、後にピンで「石橋貴明のたいむとんねる」「石橋、薪を焚べる」(同)をスタートさせたものの短命で終わり、〈オワコン〉〈老害〉とまで言われたが、2020年6月、YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を開設すると、登録者数はあっと言う間に100万人超え。現在は161万人まで伸ばしている。

 昨年7月に公開された、元プロ野球選手・清原和博(53)との対談は、シリーズ3本で視聴回数は累計1592万回を超えた。他にも、新型コロナウイルスによって客離れが懸念されたプロ野球界、減収や借金で頭を抱える飲食店をまじめに救済する社会的企画も好調だ。

 一方で、カンニング竹山(50)や長州小力(49)、スギちゃん(47)にモジャモジャパーマを強制的にかけるなど、昭和ノリの“おバカ企画”も健在。

「とんねるずの黄金期を作ったテレビプロデューサーで演出家のマッコイ斎藤さんが作っているだけに着想の幅が広く、とんねるずの絶頂期を知らない若い世代にもウケています。既存のYouTubeと違って、映像編集が丁寧で、小さな笑いを逃さない。一定のコアなファンがついているのは、テレビマンの腕でしょう」(エンタメライターの伊藤雅奈子氏)

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