著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

サンミュー初のお笑い ブッチャーブラザーズが歴史作った

公開日: 更新日:

サンミュージックの秘話#2

 芸能界で押しも押されもせぬプロダクション「サンミュージック」の副社長に岡博之ことブッチャーブラザーズのリッキーが(ウム? 言い方が逆か)就任したのだ。だれがあの頃……知り合った40年余り前にこんな未来を予測したであろうか。

 しかし、時の流れとは過ぎ去ってしまうとなんと速く、そして奇々怪々な物語をつくり出すのだろうとつくづく思うのだ。そもそもブッチャーブラザーズと俺の出会いは俺が20歳になったかならないかの頃のことである。もちろん、まだ立川談志師匠に弟子入りする前、たけし軍団の一員として活動する、そのず~っと以前のことなのだ。

 古い記憶を無理やり掘り起こしているので真実ではないかもしれないのだが、あの頃の俺には大型オートバイKAWASAKI・Z750FXに乗りたいという気持ちと「お笑いがやりてー!!」という気持ち、その2つ以外、何もなかったと思う。そんなある日、当時の若者向け情報誌の「ぴあ」だったか「シティロード」だったかで、その募集を目にしたのだ。そこには「お笑いライブ出演者募集!!」という内容が記されていたと思う。それを目にした瞬間「これだ!! これしかなーい!!」と、俺は取る物も取りあえず、そこにあった連絡先にコンタクトを取ったのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景