最重量225kgプロレスラー浜亮太さんは群馬でうどん店開業 曙との巨漢コンビで活躍

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浜亮太さん(力士からプロレスラーに/42歳)

 体重225キロ! 日本人プロレスラーでは最重量を誇ったのが浜亮太さんだ。元横綱・曙とのタッグチームで全日本プロレスのアジアタッグ王座を獲得したのは、ちょうど9年前。その後、曙は2017年4月に急性心不全で倒れ、現在も闘病中である。さて、浜さんは今どうしているのか?

 ◇  ◇  ◇

「いらっしゃい。奥へどうぞ」

 群馬県前橋市元総社町。関越自動車道・前橋ICから車で約4分、県道・前橋安中富岡線沿いのうどん店「どすこいうどん浜ちゃん」へ行くと、ちっこい目をさらに細めた浜さんからカウンター越しに声をかけられた。

「オープンしたのが今年1月12日、ちょうど半年前。店のウリは俺が毎日打ってる自家製麺と、力士時代に身につけたソップ(鶏ガラ)炊きちゃんこをベースにした甘辛系のおいしいスープ。それとボリュームだね」

 体重は現在、約200キロ。膝への負担を軽減するためダイエットしたそうだが、あまり変わっていないような……。

 うどんは、その全体重を乗せてしっかり足踏みして一晩寝かせるため、腰が強くモチモチしているのが特徴だ。

「売り切れ御免、1日40から50食限定なんだ。毎日真剣勝負、試行錯誤しながら打ってる。特に気温が高い夏場は生地がダレやすくなるから、塩加減、水加減の判断が難しくてさ。俺と同じで凄く繊細なんだよ。アハハハハ」

 修業先は高崎市の「えびすこ本場所」。同店のオーナーは、湊部屋の湊孝行師匠が相撲界に入るきっかけをつくったことで知られる、ちゃんこ料理と焼き肉の名店だ。

「なんで店を始めたのかって? そりゃあ、全部コロナのせいだよ。俺、グレート小鹿会長率いる大日本プロレス所属なんだけど、一昨年まで年間150試合戦ってたのね。ところがコロナで一気に50試合に激減。それじゃあ食っていけないよ」

 うどん専門店にしたのは、群馬県が香川県に次いで全国2位の店舗数を持つ“うどん県”だから。

「緊急事態宣言とまん防(まん延防止等重点措置)で酒類の販売が原則禁止ってのが居酒屋にしなかった決め手。正直、迷ったけど、正解だった」

 メニューは、かけ・もりが500円、肉汁うどん980円。1人前300グラムで、一般的なうどん店の1.5倍ある。大盛りは出血大サービス。麺600グラムが300円増し、900グラムの特盛りは500円増しだ。

「特盛りは具をのせると総重量1キロちょい。たまにペロッて食べちゃうお客さんがいるよ。俺が一番食欲旺盛だった時なら、特盛り2杯食べてもまだ余裕だったけどね。アハハハハ」

 そもそも、なぜ群馬に?

「俺、10年前から自宅が群馬なんだよ。最初が藤岡市で7年ほど前から前橋。大相撲時代は都内に14年、全日本プロレス時代は横浜に6年住んでたんだけど、住むのは緑が豊かで水がおいしいローカルの方が俺には向いてるね」

 一昨年までは、北海道から沖縄まで試合のたびに群馬から愛車で直行・直帰。大阪・茨木市出身の浜さんにとっては第二の故郷なのだ。

 大相撲・八角部屋入門時は80キロ。それが北勝嵐の四股名で1999年に序二段優勝したころは180キロに爆増、01年9月に幕下優勝を果たし東幕下6枚目まで昇進したものの、ケガに泣かされ08年5月場所で引退。全日本プロレスに入団するや、さらに増量に励んだ。

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