NYタイムズ紙「国際TVドラマTOP10」に唯一選ばれた韓国本格サスペンス

公開日: 更新日:

韓流ドラマ「秘密の森~深い闇の向こうに~」(BS-TBS)

 政府や警察など行政組織の不正を暴くポリティカル・スリラー・ドラマにうるさい米国で、ニューヨーク・タイムズ紙が2017年の「国際TVドラマTOP10」として、韓流ドラマで唯一選んだ本格サスペンスドラマの名作だ。

 主演は映画界だけでなく、「馬医」「神様がくれた14日間」などのドラマでも活躍する俳優チョ・スンウと、近年は米国ドラマ「センス8」にも出演し、海外でも活躍中の女優ペ・ドゥナの2人。現在の韓国を代表する2大俳優がガチでぶつかり合い、迫力満点の演技を見せる。

 脚本は韓国で「この脚本家のドラマなら信じて観る」と言われるイ・スヨン、演出は「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」などのアン・ギルホ。これで面白くないわけがない。実際、ネットでは「刑事ドラマの中でもレベルが高く、スリルがある」「1話ごとに引き込まれてテレビに釘付け!!」と絶賛の声があふれている。

 子供時代に受けた脳外科手術で感情を失い、理性だけで行動する冷徹な検事ファン・シモク(チョ・スンウ)は、検察の不正を断ち切ろうと動くが、黒幕は不正を隠蔽するために関係者を次々と暗殺する。検察内部の者はもちろん警察官や友人、被害者の家族まで、関係者全員が殺人の動機を持った容疑者となる中、シモクとは対照的に人情味あふれる刑事ハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)の協力を得て、検事庁内部の秘密を探り、真犯人に迫る。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性