爆笑問題・太田光は貴重な「政治を語れる芸人」 選挙特番での“ハレーション”はTBSの狙い通り?

公開日: 更新日:

 総選挙の選挙特番の視聴率が出揃った。

 トップはNHK「衆院選2021開票速報」(19時55分~21時)で17.7%の圧勝。民放は日本テレビ系「zero選挙」(19時58分~21時)10.8 %、テレビ東京系「池上彰の総選挙ライブ」(20~22時)7.6%、フジテレビ系「Live選挙サンデー」(21~22時)7.6%、テレビ朝日系「選挙ステーション2021」(19時58分~21時)7.2%、TBS系「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」(19時57分~21時)6.2%。zeroコンビの有働由美子櫻井翔は19年参院選に続き、民放のトップになった。

「有働由美子&櫻井翔は安定、フジの宮根誠司加藤綾子は後半の橋下徹が独り勝ち、テレ東の池上彰は旬を過ぎた感じでした。NHK出身の『報ステ』新キャスター、大越健介大下容子がメインのテレ朝は平凡でいいとこなし。大越の穏やかな語り口調は他人事めいて熱量が足りません」(放送ジャーナリスト)

 物議を醸したが、インパクト抜群だったのはTBSの太田光。自民党甘利明幹事長(当時)に「甘利さん、戦犯ですよね、負けたら」「(原因は)政治とカネが尾を引いたと思いますよ」「ご愁傷さまでした」と矢継ぎ早に。二階俊博元幹事長にも「人相悪いんですけど、怒ってますか」「いつまで政治家続けるおつもりなんですか」と挑発し、ムッとさせた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い