著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

「今晩はここに泊めて」私が結婚するキッカケになった出来事がありまして…

公開日: 更新日:

 先日11月22日は「いい夫婦の日」だったそうで、その日が結婚記念日のご夫婦は食事に出かけたり、または結婚記念日でなくてもケーキなんぞを買って帰った旦那さんが多くいたそうですね。

 うちは結婚して今年で19年目。円満かと言われれば首をかしげますが離婚してないということは険悪ではない、というかお互い我慢のコツを覚えたということでしょうか。

 私が結婚するキッカケになった出来事があります。付き合って2年弱のころ。そのころは私も師匠の家の内弟子を終えて独り暮らし。そして実家住まいの彼女は最寄り駅こそ違うものの同じさいたま市内で歩いて30分ぐらいの距離でした。デートのあとは私の家に寄ってそこから私は自転車を引きながら彼女の家まで歩いて送って行き、帰りは自転車に乗って帰ってくるのが日常でした。ある晩9時を過ぎたころ、我が家のチャイムが鳴り出てみると彼女の姿。

「父親と喧嘩したから今晩はここに泊めて」という彼女に戸惑いながら私は「結婚前で付き合ってることもまだ知らないのに泊まっていったらお父さんが心配するから帰った方がいいよ」と言います。そこからいつものように自転車を引きながら彼女を見送る紳士な私。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝