<7>高木ブーと「コメディウクレレ協会」を結成 現在会員募集中!

公開日: 更新日:

 東京ボーイズを愛した立川談志は、亡くなった2011年の2月、東京ボーイズの会に出演した。

「喉頭がんが悪化してて、食欲がなかったのに、打ち上げにまで出て下さいました。帰り際、出席していたお客さまに挨拶をして、三本締めをやってくれたので感激でした」

 当時、立川流の顧問だった私は、その会に付き添って、打ち上げにも同道した。談志は、東京ボーイズについて、「この2人は親切なんです。とっても感謝してます」とスピーチしたのだ。

「ありがたくて涙が出そうになりました。タクシーを拾えるところまで送って行くと、師匠、歩くのもつらそうで、歩みがのろいから信号が変わっちゃう。あわてて車を止めたもんです」

 それから1カ月後、談志は気管支の切開手術を受け、声を失った。

 談志が何度も出た北とぴあ・さくらホールでの「ナカハチの会」は現在も続いている。これまでに多彩なゲストが出演した。私の記憶に残るのは、元ドリフターズの高木ブーが出た回だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ