世界陸上は卒業も…織田裕二が狙う「MC業」本格進出!「踊る大捜査線」続編は興味なし

公開日: 更新日:

 24日まで連日放送されていた「世界陸上」(TBS系)で相変わらずアツい実況を続けていたのは俳優の織田裕二(54)。近年の織田は13回連続でメインキャスターを務めた「世界陸上」やNHKの「ヒューマニエンスQ(クエスト)」の司会など、すっかり俳優の印象が影を潜めている。

「『世界陸上』は本当に勉強熱心で陸上に関しては本が書けるほどの情報や知識を持っています。また、選手らにも人脈を広げている。恐らく俳優のなかでスポーツ、こと陸上に関しては一番、理解が深いと思います。一方の『ヒューマニエンスQ』は科学情報番組ですが織田は器用にもこっちの世界にも興味があり、日々、情報をアップデートしている。この2本の番組に対する取り組み方や時間の費やし方は物凄いですよ。明らかに俳優業よりも優先順位が高くなっています」(テレビ関係者)

 織田の元には俳優としてのオファーがないわけではない。なかでも熱心なのがフジテレビドラマ映画シリーズで大ヒットを記録した「踊る大捜査線」シリーズの続編を何度も打診されていたという。

「織田は『踊る』で演じた青島俊作のようなコミカルな役はもうやりたくないようなんです。犬猿の仲と言われた柳葉敏郎でさえも織田との関係に目をつむり、『踊る』の続編に賛同しているにもかかわらずです。フジにしてみたら『SUITS/スーツ』で織田を起用したのは『踊る』の続編を交渉するための足がかり。いまや沈没寸前でコンテンツが生み出せないフジにしたら、ドル箱の『踊る』は特番や映画でもいいから続編の制作が悲願なんです」(キー局関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波