岡田将生「ザ・トラベルナース」シリーズ化の予感 “キャラ立ち&お約束”で安定のテレ朝感

公開日: 更新日:

 秋ドラマは医療モノが並んでいる。フジテレビ系月9「PICU 小児集中治療室」、テレビ朝日系木9「ザ・トラベルナース」、そして日本テレビ系土10「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」だが、平均世帯視聴率では「トラベルナース」が2ケタ維持と好調だ。

「テレ朝系木9枠は、昨年10月期の米倉涼子『ドクターX』以降、今年1月期の松本潤『となりのチカラ』、4月期の木村拓哉『未来への10カウント』、7月期の竹内涼真『六本木クラス』と、医療でも刑事モノでもない作品で視聴者の若返りを図ってきた。1年ぶりの医療モノ、しかも『ドクターX』の中園ミホ氏脚本ということで、前3作を上回る滑り出しです」(テレビ誌ライター)

「トラベルナース」は、《パンデミック後の超高齢化社会でもっとも混沌としている看護の世界に焦点を当てた痛快医療ドラマ》(公式HPから)で、主演の岡田将生(33)が“アメリカ帰りの意識高すぎ直球ナース”、共演の中井貴一(61)が“ミステリアスな変化球スーパーナース”を演じている。

 ネット上では《「ドクターX」+「相棒」の予感》なんて事前予想もあったが、スタート後も同様の感想が多かった。《安定のテレ朝ドラマ感で何となく先は読めるけど、見やすくていい》とか《腹黒や傲慢などキャラクターの配置に安定感がある》なんて声が多い中、《圧巻の中井劇場》《中井貴一主演じゃないの?》などなど、岡田の“相棒”中井に対する称賛も目立つ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い