K-POPは世界を席巻 日本も「男性アイドル」のあり方を考え直す時期に来ている
今月6日に行われた「ぎふ信長まつり」。織田信長に扮した木村拓哉見たさに沿道に集まった人はおよそ46万人。改めてキムタク人気の凄さを痛感した。
木村を国民的なスターにしたジャニーズ事務所が今、揺れている。先月末に滝沢秀明がジャニーズアイランド社長を退任。事務所からも退社。続いて、来年5月にKing&Prince(キンプリ)の岸優太・神宮寺勇太・平野紫耀の3人が脱退(永瀬廉と高橋海人でキンプリは継続)することを発表した。木村の光と退所者の影──。
ジャニーズ事務所は姉のメリー喜多川氏と弟のジャニー喜多川氏の2本柱で強固な事務所を作った。ジャニー氏が亡くなり、後を引き継いだ滝沢は「タレント業を辞め社長に専念する」と並々ならぬ覚悟を語っていた。
メリー氏が亡くなった後を引き継いだのが娘の藤島ジュリー景子氏。姉弟から身内以外の滝沢が柱の1本になった。ジャニー氏の遺志とノウハウを継承する滝沢と、母親のメリー氏から帝王学を学んだジュリー氏。就任時から「2人の間に摩擦が起きるのでは」と懸念されていた。