著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

K-POPは世界を席巻 日本も「男性アイドル」のあり方を考え直す時期に来ている

公開日: 更新日:

 今月6日に行われた「ぎふ信長まつり」。織田信長に扮した木村拓哉見たさに沿道に集まった人はおよそ46万人。改めてキムタク人気の凄さを痛感した。

 木村を国民的なスターにしたジャニーズ事務所が今、揺れている。先月末に滝沢秀明がジャニーズアイランド社長を退任。事務所からも退社。続いて、来年5月にKing&Prince(キンプリ)の岸優太神宮寺勇太平野紫耀の3人が脱退(永瀬廉と高橋海人でキンプリは継続)することを発表した。木村の光と退所者の影──。

 ジャニーズ事務所は姉のメリー喜多川氏と弟のジャニー喜多川氏の2本柱で強固な事務所を作った。ジャニー氏が亡くなり、後を引き継いだ滝沢は「タレント業を辞め社長に専念する」と並々ならぬ覚悟を語っていた。

 メリー氏が亡くなった後を引き継いだのが娘の藤島ジュリー景子氏。姉弟から身内以外の滝沢が柱の1本になった。ジャニー氏の遺志とノウハウを継承する滝沢と、母親のメリー氏から帝王学を学んだジュリー氏。就任時から「2人の間に摩擦が起きるのでは」と懸念されていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々