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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

羽鳥慎一が好きな男性アナ1位に返り咲き 「モーニングショー」が絶対王者に君臨し続ける理由

公開日: 更新日:

「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコンニュース)で羽鳥慎一が1位に返り咲いた。上位には日本テレビの藤井貴彦、TBSの井上貴博、フリーアナの石井亮次も初のランクイン。いずれも帯番組の司会を務め露出も多い。当然の結果とはいえ、羽鳥のアナウンサースキルと好感度の高さは不変のようだ。

 司会者の人気は番組の支持にもつながる。テレビ朝日社員で「羽鳥慎一モーニングショー」の人気パネリストだった玉川徹氏が事実誤認発言でレギュラーを降板。不定期出演になったが、懸念された視聴率も影響はなく、いまだ2桁の視聴率を取る日もある。朝・昼を通してワイドショーの絶対的王者の牙城は崩されていない。

 しかし、高視聴率も羽鳥ひとりの好感度だけで達成できるわけではなく、作り方が作用していると思う。人気俳優を主役にしたドラマでも、俳優の名前だけで高視聴率は取れない。ドラマの中身とともに共演者にも左右される。肝心なのは番組の中身だ。

 コロナ、ロシア・ウクライナ戦争、安倍晋三元総理暗殺事件など有事の際は国民の関心も高く、司会者よりもどう構成するかで高視聴率につながるが、逆に平時になった時に真の実力が見えてくる。

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