MISIAは紅組トリ4年連続で“和田アキ子化”? 福山雅治とのマンネリコンビに見る紅白歌合戦の限界

公開日: 更新日:

■収まりがいいアーティストがいない!

 その《マンネリ感こそが紅白》なんて意見もあるのだが、最近の若者はミスチルを知らないことがニュースになる時代。20代も60代も知っていそうなアーティストとなると、今年の出場歌手を見渡しても……。

「かつての和田アキ子さんとか、もっと前なら美空ひばりさんとか、何となくトリに収まりがいいアーティストが今の時代はいない。収まりがいいからと言って、紅白に出場してもらえるとも限らないですし……あと数年はMISIAさんと福山さんのコンビが続くような気もします」(前出のレコード会社関係者)

 MISIAが和田アキ子化していくのか。

「そもそも白組初出場のVaundyのファンがジャニーズのタレントまで見たいと思うかどうかも疑問です。同じ世代でも好みが細かく分かれる時代に、老若男女を取り込もうとすること自体に無理がある。これだけ幅広い世代のアーティストを集められるNHKはさすがとしか言いようがありませんが、そこに紅白の限界を感じますよね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

 後半しょっぱなを飾るのが、紅組初出場のウタ(Ado)で、その後が2回目のKing Gnuで、それに続くのが三山ひろしの「けん玉世界記録への道」。それが紅白だと言われれば、それまでだが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  4. 4

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  5. 5

    “Snow Manの頭脳”阿部亮平は都立駒場高校から“独学”で上智大理工学部へ 気象予報士にも合格

  1. 6

    長嶋一茂が晒した「長嶋家タブー」の衝撃!ミスターとの“今生の別れ”、妹・三奈との根深い確執も赤裸々

  2. 7

    手ごたえのない演奏を救ったのは山下達郎 弱冠22歳の雄叫びだった

  3. 8

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子

  4. 9

    貴乃花の次女・白河れい「事務所退所」…“親の力を借りない”妹と長男・花田優一の現在地

  5. 10

    父の死去で長嶋一茂は“天然キャラ”封印…KY発言に噛みつく「不謹慎警察」のエジキになる恐れ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  2. 2

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  3. 3

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  4. 4

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  5. 5

    手ごたえのない演奏を救ったのは山下達郎 弱冠22歳の雄叫びだった

  1. 6

    中居正広問題のキーマン元編成幹部を“地雷”扱い…「大甘処分」を下したフジテレビの魂胆

  2. 7

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  3. 8

    「ルンバ」のアイロボット社に事業継続困難疑惑…代表執行役員社長が舞台裏を説明

  4. 9

    僕は宝塚シニアの3年時、全国大会初出場でPL学園からスカウトされた。後に阪神同期入団する二塁手は…

  5. 10

    永野芽郁の二股不倫疑惑で露呈した所属事務所のガバナンス不全…沢尻エリカ以来の大ピンチ!