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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

アクションに役柄の人生を宿す大事さを説く 岡田准一の武術愛

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 ジークンドー、カリ、USA修斗のインストラクター資格をも取得し、居合やブラジリアン柔術まで、たしなんでいる。いまや日本を代表するアクション俳優のひとりだ。西島秀俊福士蒼汰平手友梨奈ら岡田をアクションの「師匠」と呼ぶ俳優は枚挙にいとまがない。実際に「殺陣師」としてクレジットされていることも少なくない。

 高校生にアクションを教える企画では「アクションで大事なのは、まずは自分のボディーコントロール」「次は相手との距離感。もうひとつがどう見えてるかというカメラとのポジション。3つのポジショニングがものすごい大事」など具体的な技術を教えていた(TBS系「V6の愛なんだ2019」19年9月23日)。

 一方で「奇麗にやろうとしすぎだから、感情が乗ること」「やっぱ、気持ちが整ってないと本物っぽく見えない。今どうしても、みんなの中にはどこにも感情がない。どこで演者が、感情が役として乗るのか。これがまず凄く大事だから」「感情さえあればどんな殺陣でも違うふうに見える」(同前)と技術だけではなく、感情の大事さを説いていた。

「その人が培って来たものは、言葉や性格のように、動きに出ると信じている」(BABジャパン「秘伝」20年6月号)と語るように、岡田のアクションにはその役の「人生」が宿っているのだ。

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