伊藤沙莉&織田裕二「シッコウ!!」AIでは生まれない異色コンビの新ドラマがヒットしそうな理由

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「伊藤さんの“共感力”と織田さんの“オーラ”の化学反応に注目したいですね」と、こう続ける。

「一般的にあまり知られていない仕事、そこに飛び込むヒロイン、その道のエキスパートがバディー……といえば、春ドラマの『それってパクリじゃないですが?』(日本テレビ)のパターン。2022年7月期の『競争の番人』(フジテレビ)もそうだったように、ヒューマンドラマとしてはある意味、定番のひとつと言えます。そのパターンに“犬”を加えたのが新鮮ですが、やはり伊藤さんと織田さんがどんな掛け合いを見せてくれるのかが楽しみですよね」

 そんな亀井氏が「もうひとつのポイント」として挙げるのが、伊藤演じるヒロイン・吉野ひかりの親友・三戸夏奈を演じる駒井蓮(22)だ。

「春ドラマでいえば、『わたしのお嫁くん』のヒコロヒーさんや、『あなたがしてくれなくても』の武田玲奈さんといった、ヒロインに客観的にものを言える立場を演じた人が光っていました。駒井さんもこのドラマでは“毒舌キャラ”という設定らしいので、きっといいアクセントになるでしょう。扱い方によっては、駒井さんはこのドラマを機に大ブレークする可能性も十分あるでしょう」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした