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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

鈴木亮平は「VIVANT」の次のTBS日曜劇場「下剋上球児」で大ホームランをかっ飛ばす

公開日: 更新日:

 17日放送の最終話で20%に迫る視聴率で幕を閉じた『VIVANT』(TBS系)。続編を匂わせる演出と、福澤克雄監督(59)がファンミーティングで口にした「僕の中では第3部まで考えて作っている」という発言に、視聴者の間で早くも続編待望論が高まっている。

 その余韻を残したまま、同枠の日曜劇場では10月15日から鈴木亮平(40)主演の『下剋上球児』が始まる。

 モンゴルを舞台に海外ロケ満載で壮大なスケールのドラマから一転、今度は廃部寸前の弱小野球部で下剋上を目指す高校教師の泥臭いスポ根ドラマとなる。ドラマファンの間では《さすがの鈴木も『VIVANT』の後はかなり苦しいだろう》とか、《比較される鈴木が気の毒》《黒歴史にならなければいいけど》といったネガティブ声が聞こえてくる。しかし最近の鈴木を改めて検証すれば、『下剋上~』はそんな下馬評を覆すだろう。

東京五輪の裏で「TOKYO MER」を大ヒットさせた実績

 例えば21年7月期、『東京オリンピック2020』開催中の中継を縫うように鈴木主演の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)がオンエアされたが、平均視聴率は『VIVANT』より僅か0.7ポイント低いだけだった。自国開催のオリンピックの裏番組ともなれば、特に連続ドラマにとっては視聴率が厳しくなるのは当たり前だ。それでも『TOKYO~』最終話も今回の『VIVANT』より0.1ポイント下回っただけだった。さらに今年4月28日公開の『劇場版 TOKYO~』は3カ月弱で観客動員数340万人超えを記録、興行収入も45億円を突破。数字はいまだに伸び続けており、配給元の東宝もホクホク顔だと言われている。

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