著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

橋下徹氏はテレビ画面越しに恫喝 欲得ずくの万博だから反対してるんだよ

公開日: 更新日:

 関西ローカルの番組「そこまで言って委員会NP」で丸田佳奈という産婦人科医のタレントさんが「万博の入場料7500円が高いと言うやつは、HP見ろ」といささか乱暴な口調で言い放っていたので見てみた。

 全体のコンセプトがあのミャクミャク様の赤と青の点々で統一されていて、それだけで私にはハードルが高い。

 記事は豊富でやたらに理念やら目標が美辞麗句で書かれてはいるのだが、こういう建物がこういう展示が、という具体的な例がほとんどない。

 テーマソングをコブクロが歌っているなんてまるで知らなかった。何やらパプリカみたいに子供たちが踊っていると思ったら同じ振付家だった。歌詞が「こんにちは、こんにちは」って、三波春夫さんの万博ソングと同じで驚いた。

 民間パビリオンも、食の博覧会にオバケ屋敷、ガンダムに吉本の劇場、と昭和感あふれるラインアップだ。

 海外パビリオンに至っては形も内容もわからない。

 悪名高い「大屋根リング」は完成予想図があった。350億円が妥当なのかどうか全然わからないが、4万人収容のパナソニックスタジアムの総工費が140億、2つ造ってまだ70億余るとなると高いのではないかと思わせる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒