著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

橋下徹氏はテレビ画面越しに恫喝 欲得ずくの万博だから反対してるんだよ

公開日: 更新日:

 関西ローカルの番組「そこまで言って委員会NP」で丸田佳奈という産婦人科医のタレントさんが「万博の入場料7500円が高いと言うやつは、HP見ろ」といささか乱暴な口調で言い放っていたので見てみた。

 全体のコンセプトがあのミャクミャク様の赤と青の点々で統一されていて、それだけで私にはハードルが高い。

 記事は豊富でやたらに理念やら目標が美辞麗句で書かれてはいるのだが、こういう建物がこういう展示が、という具体的な例がほとんどない。

 テーマソングをコブクロが歌っているなんてまるで知らなかった。何やらパプリカみたいに子供たちが踊っていると思ったら同じ振付家だった。歌詞が「こんにちは、こんにちは」って、三波春夫さんの万博ソングと同じで驚いた。

 民間パビリオンも、食の博覧会にオバケ屋敷、ガンダムに吉本の劇場、と昭和感あふれるラインアップだ。

 海外パビリオンに至っては形も内容もわからない。

 悪名高い「大屋根リング」は完成予想図があった。350億円が妥当なのかどうか全然わからないが、4万人収容のパナソニックスタジアムの総工費が140億、2つ造ってまだ70億余るとなると高いのではないかと思わせる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした