著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

全米公開で日本の底力見せた「ゴジラ-1.0」の快進撃 マーベル映画の大作と比べても遜色なし

公開日: 更新日:

 11月3日に公開された東宝映画ゴジラ-1.0」は今も好評ヒット中だが、12月1日から全米公開され、これが大変なことになっている。3日間の興行収入が並み居る大作映画の中で堂々の3位となり、ディズニーの100周年記念アニメを超えてしまったのだ。

 日本での1カ月の興収は約40億円なのだが、なんとたった3日で16億円を叩き出した。これは今年の米公開の外国映画では1位。過去の日本のゴジラ作品でも1位という快挙だ。

 評判も上々で、並み居る批評家が大絶賛。「その驚くべきビジュアル、感動的な人間ドラマ、そして社会批評のメタファーとしての怪獣の使い方」と手放しで称賛している。

 観客の感想でうれしいのは「ゴジラ映画として過去最高なのはもちろんだが、単に映画としても素晴らしい」という意見が多いことだ。

 面白いことに日本でのほうが賛否が分かれた印象があった。私も初日に夫婦で見たが、70周年のゴジラと年もほぼ同じ、生涯をゴジラに捧げてきたと言っても過言ではない私は「ついに日本のゴジラ映画もここまで来たか」と感慨ひとしおだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に