著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

浜辺美波「ゴジラ-1.0」で世界が注目…永野芽郁との“NHK朝ドラ女優対決”は明暗クッキリ

公開日: 更新日:

「半分、青い。」以来、快進撃を続けてきた永野に立ちはだかる“月9”の壁

 一方、「暗」が囁かれているのが永野芽郁(24)だ。2018年前期の朝ドラ「半分、青い。」でその透明感のある演技から視聴者の心を鷲掴みにし、その後「3年A組-今から皆さんは、人質ですー」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)でもファン層を広げてきた。だがここに来て、“看板枠の復活”という使命を託されて臨んでいる通称“月9”枠「君が心をくれたから」(フジテレビ系)が低視聴率に甘んじている。

 制作は昨年「ミステリと言う勿れ」(東宝)で約47億4000万円という興収を叩き出したスタッフで、エンディング・テーマ曲は宇多田ヒカル(41)。これだけでもフジテレビがこのドラマに賭ける思いが十二分に伝わってくる。そんな局の肝入りドラマにもかかわらず、初回こそ7%前半だった視聴率が2回目以降は5%台に急落。

 SNSでは《芽郁ちゃん大好き!だけど、展開が重過ぎてリタイアしちゃった》とか《月曜日の夜から暗すぎて、観ていて辛い》といったコメントが溢れており、永野の達者な演技がかえってドラマの“重さ”を増しているようだ。何より、昨年7月期の「真夏のシンデレラ」以降、月9は崩壊状態に陥っており、そんな枠のドラマに出演することを決めた永野の運の悪さも"暗"を引き寄せてしまっているのかもしれない。1歳違いの、この朝ドラ女優2人は今後どんな将来を見せていくのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明