著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

木村拓哉4月主演「冤罪ドラマ」スポンサー探しが難航 「Show must go on!」投稿の重いツケ

公開日: 更新日:

 木村拓哉(51)の「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)以来1年ぶりの地上波連続ドラマ出演に芸能関係者の注目が集まっている。

 テレビ朝日系列の木曜日21時からの、いわゆる“木曜ドラマ”枠で始まる予定のこの作品。当初“忖度なしに真実を追求する報道キャスター”が木村演じる主人公だと噂されていた。しかし“性加害”で揺れる所属事務所「SMILE-UP.」の現状を踏まえて脚本は二転三転、最終決定稿は“冤罪で投獄された男が脱獄し、事件の真相を追求していく物語”に落ち着いたようだ。

 ただ、民放のテレビ番組は当然ながらスポンサーが付かなければ成立しない。故ジャニー喜多川氏による性加害が明らかになった際、“スポンサーを続けることは性加害を容認・助長しているのと同じこと”とみられるのを懸念し、所属タレントに関連するクライアントが一部を除き一斉に手を引いたのは記憶に新しい。それはこのドラマにも影響を及ぼしており、テレ朝の営業側からは苦戦の声が伝わってくる。30余年芸能取材をしている筆者からすると、木村の主演ドラマにスポンサーが付かなくて困っている話は初耳だ。2001年1月期の世帯視聴率34%超えを記録した「HERO」(フジテレビ系)はスポンサーがあふれ、次回作に持ち越された企業も出てくるほどだったという伝説もある。性加害疑惑で事務所が揺れている最中に木村が自らのインスタグラムに投稿後すぐに削除した「Show must go on!」の投稿がよほど強烈だったということだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々