読売テレビの情報番組で問題演出発覚 “ドッキリ”ネタで「筆談は時間がかかる」と揶揄

公開日: 更新日:

24時間テレビ 愛は地球を救う」で毎年チャリティー活動を広めている日本テレビの系列局・読売テレビに視聴者から抗議が寄せられていることが分かった。

 問題が起きたのは同局が4月1日に放送した朝の生情報番組「朝生ワイド す・またん!ZIP!」。エープリルフールということで、MCの虎谷温子アナウンサーを喜ばせるべくドッキリを仕掛けるという内容だった。虎谷アナは以前から俳優・斎藤工(40)のファンということで、斎藤と対談させて喜ばせようという企画だったが、本物はなかなか難しいということで、番組では斎藤のそっくりさんにマスクをして対面させた。

 そして対面前になると突如、偽マネジャーからスタッフに申し出があり「現在筆談の映画を撮っている最中のため筆談で対談したい」という話が虎谷アナに持ち掛けられた。これはドッキリなのでもちろん番組サイドが仕組んだことだ。偽マネジャーは「映画のPRも兼ねてわがままなお願いで」と言い、虎谷アナも筆談でのやりとりを了承。斎藤工のそっくりさんと対面した虎谷アナは、スケッチブックのようなものにペンで文字を書きながら筆談を行った。斎藤が文字を書いている際にはシーンとした空気が流れ、テロップで「会話にとんでもない時間がかかる」と表示されるとVTRを見ていたスタジオでは笑いが起きた。

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