小芝風花「GO HOME」はハマり役 明るく嫌みのないキャラがピタリ

公開日: 更新日:

 やはり小芝風花はこういうドラマが似合う。日本テレビ系「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(土曜夜9時)は、どこの誰か分からない遺体の身元を調べる地味な部署に、希望してやってきた捜査員の奮闘を描く警察エンターテインメントで、まさに小芝ははまり役である。

「身元不明者(遺体)をなんとか家族や恋人のもとに帰らせてあげようと奔走する役どころですが、テンポよく軽妙に演じてます。ちょっとあわて者で、キュートで、一生懸命なあまり、時に突っ走ってしまうけなげなお姉さん役は、彼女の得意とするところでしょう。この春に、NHK『天使の耳~交通警察の夜』でも、そんな新人交通警官をやって、ピタリでした」(テレビ情報誌編集デスク)

「トクサツガガガ」(NHK)、「美食探偵 明智五郎」(日テレ系)、「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)ではコメディエンヌの本領発揮、「フェルマーの料理」(TBS系)では前菜シェフをクールに演じるなど実に器用だ。

 おそらく地なのだろうが、明るくて嫌みのない印象は好感度抜群。CMでも「やかんの麦茶」の人懐っこい店員、SMBCモビットの執事の竹中直人に気づかいするお嬢さまのファンは多いと思う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」