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北島純映画評論家

映画評論家。社会構想大学院大学教授。東京大学法学部卒業、九州大学大学院法務学府修了。駐日デンマーク大使館上席戦略担当官を経て、経済社会システム総合研究所(IESS)客員研究主幹を兼務。政治映画、北欧映画に詳しい。

お盆休みにパリ五輪の余韻を楽しむ映画5作品はコレだ 評論家が厳選

公開日: 更新日:

 数々の名場面を生んだパリ五輪が日本時間12日、ついに幕を下ろした。柔道女子48キロ級の角田夏実やスケートボード男子ストリートの堀米雄斗の金メダル獲得をはじめ、日本人選手が見事な活躍を見せてくれた。一方で、バスケットボールや柔道などにおける「疑惑の判定」、選手村の劣悪な環境、セーヌ川の水質といったさまざまな問題も噴出した。特に物議を醸したのは開会式の演出で、レオナルド・ダビンチの壁画「最後の晩餐」を想起させる演出には批判が殺到。ローマ教皇庁(バチカン)が抗議声明を発表する騒ぎになった。良くも悪くも世界の注目を集めたパリ五輪の余韻を楽しむための映画を紹介しよう。

■カトリック教会の猛反発を受けた「ダ・ヴィンチ・コード」

 まずは映画「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督、2006年)。ダン・ブラウンのベストセラー小説が原作で、五輪開会式の舞台にもなったルーブル美術館のシーンでこの映画は始まる。カトリック教会が隠し通してきた聖母マリアを巡る「キリスト教史最大の陰謀」を、「最後の晩餐」などをヒントにしてラングドン教授(トム・ハンクス)が解き明かす。超絶面白い映画だが、公開時にはカトリック教会の猛反発を受け、上映禁止国も相次いだ。

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