Number_iに囁かれるキンプリ遺産の食い潰し…サマソニで持ち歌少なくデビュー曲を2回披露

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 平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)の3人グループNumber_iが、17、18日、千葉と大阪で行われた音楽フェス「SUMMER SONIC 2024」に出演した。

 4月の「コーチェラ」、今月11日の「ROCK IN JAPAN」に続く、夏フェス参加。彼らの出演が決定するとチケットは即完売。17日の千葉・ZOZOマリンスタジアムではトップバッターで出演するとアリーナはファンで埋め尽くし、動員数は同日出演した星野源(43)や大トリのMåneskin(マネスキン)を超え、人気の高さを示した。また、演奏が終了するとファンが一斉にアリーナを出、そのまま会場を去ったファンも多かった。

 セットリストは9月23日に発売するアルバムから「INZM(イナズマ)」を先行披露したものの、デビュー曲「GOAT」を2回披露。いくらメジャー曲が好まれるとはいえ、40分、全9曲中で同じ曲を2回演奏することは珍しい。音楽評論家の富澤一誠氏がこう言う。

「“人気”はあるが既存ファンが集まっただけ。“実力”が伴っていないし、準備不足感が否めません。他のアーティストに比べ、Number_iになってからの場数が圧倒的に少ないからではないか。来月アルバムを発売するにしても、現時点では持ち歌も足りない。プロモーションとしては“フェスに出た”ことで“実力があるグループだと認識させる”戦略だと思いますが、その場にいた一般客を取り込み、ファン層を拡大させるまでには至っていない」

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