著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

いつだって自然体 西田尚美は「石橋は叩く前に渡ってしまう」がモットー

公開日: 更新日:

「こんなことになるとは思わなかったです」
 (西田尚美/NHK「LIFE!ヒットパレード(1)」8月28日放送)

  ◇  ◇  ◇

 モデルからキャリアをスタートし、役者として長らく映画ドラマに欠かせない存在であり続けている西田尚美(54)。彼女はコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK)でも、2012年のスタート時から現在に至るまで出演している。

 芸人でもこれだけの期間、テレビコントを演じ続けている人は、めったにいない。座長の内村光良からも「うちのエース!」と評されるほど。そのコントでの役回りも、振りを担うトスを上げるセッターから、笑いを取るアタッカーへと変化していったという。そのことを西田が笑って振り返った言葉を今週は取り上げたい。

 西田は、中1のときに母親を亡くしている。だから「生きてる間は楽しい方がいいと思ったんです。生きているといろんなことがありますけど、つらいときも楽しいことを考えて、自分に正直に素直に生きるのが一番だ」(MANTAN「毎日キレイ」22年11月3日)と実感した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    これが裏金議員50人の選挙区だ! 焦る石破自民「非公認」「比例重複なし」に方針転換も戦況悪化は加速【一覧表あり】

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    ジャンポケ斉藤慎二 書類送検で「メンバー」呼ばわりに識者が疑問呈す…ピン芸人なら何と報じる?

  4. 4

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 5

    最速160キロのオリックス山下舜平大が「打線の無援護」を招く致命的欠陥

  1. 6

    ジャンポケ斉藤慎二 ロケ車内での性的行為には“常習説”…吉本契約解除は「トカゲの尻尾切り」

  2. 7

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  3. 8

    巨人・菅野智之を欲しがるメジャー球団とその条件は…《大谷ドジャースの可能性は低いが…》

  4. 9

    ジャンポケ斉藤は芸能界追放へ!抑えられなかった“異常な性衝動”…不同意性交で吉本が契約解除

  5. 10

    兵庫県知事選 失職→再出馬の斎藤元彦前知事「即戦力は私が一番」発言でまたも晒した無神経ぶり