「西園寺さん」“高畑淳子劇場”に《泣いた》の声多数…不適切発言も何の!ベテラン女優の無双

公開日: 更新日:

 高畑演じる美代子の演技で特に視聴者の心を掴んだのは、西園寺さんと再会し、過去に家を出た自分なりの理由を告白するシーン。台所で料理をしながら見せた熱演だった。

「何でもないことのようなトーンで話が始まったのですが、当時の自分の気持ちを詳しく語るうちに、少し声が震え、涙をグッとこらえるような様子に。それでも《私に泣く資格はない》と思い直したような美代子の葛藤が、細かな表情と声で見事に表現されていて……思わずもらい泣きしました。あのシーンは間違いなく高畑さんがすべてを持っていった“高畑劇場”でしたね」(前出の山下真夏氏)

 高畑といえば、9月12日放送のバラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演した際の“不適切発言”で話題になったばかりだが……。

「高畑さんの発言をアナウンサーが謝罪し、それがネットニュースになりました。ですが、記事についたコメントを読んでいると、《高畑さんは不適切な言葉であると知らなかったと思うので、責めるのはどうなの?》《生放送の言葉狩りでは》《怖くって生放送で誰もしゃべれなくなっちゃいそう》など、高畑さんを擁護する声が相当多かったように思います」(エンタメ誌編集者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  4. 4

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  5. 5

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす

  5. 10

    ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない