著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

旧ジャニーズが年越しカウントダウンライブ開催の噂…紅白に出場するより莫大な収益が狙い?

公開日: 更新日:

 もっとも、NHK側としてはぜひ出場してほしいグループが多い。昨年は出られなかったのだから、3、4組くらいに声をかければ「大喜びで出てくるだろう」と高をくくっていたように思える。

 しかし、旧ジャニーズにしてみれば、「King & Prince」「Snow Man」ら大人気タレントを紅白に出場させるメリットは少ない。

 実は、今年の大みそかは昨年できなかったカウントダウンコンサートが開催されるという噂がくすぶっている(実際、東京ドームの12月31日のスケジュールは空いている)。この年越しライブ、例年なら12月放送のFNS歌謡祭の中でサプライズ発表されてきた。あくまで噂だが、発表されればチケットの争奪戦は必至。配信番組でそれぞれのグループを動画で流せば、大きな商売になる。声をかければホイホイ出てくるだろうと考えたNHKに対し、旧ジャニーズの不出場はクールに考えた結果だろう。

 だいたい今どきの若い人は、仮に自分の好きなアーティストが紅白に出場しても、その出番の時刻を事前に知って、その時だけチャンネルを合わせる。配信系のドラマやスポーツ番組が優先で、それもひとりで鑑賞するのが当たり前だ。

 古き良き時代のコタツにミカンで紅白を見る……なんて光景は消えてしまった。旧ジャニーズにも見限られた紅白は時代遅れといっていい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”