中居正広の女性トラブル問題で“名指し”されたフジテレビと自民党の「なるほど」な共通点

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「楽しくなければテレビじゃない」――1981年に掲げた同局のスローガンだ。当時はバラエティー、ドラマも絶好調。若手女性アナウンサーをグループ化し、「花の三人娘」などと積極的に起用。女子アナアイドル化現象を生むきっかけを作ったとされる。

石破首相が年明けから多用しているスローガンは「楽しい日本」

 そんな隆盛を極める時代を歩んできた港浩一社長(72)もまた、「明るく楽しく元気なフジテレビ復権の実現」を掲げているが、今回の騒動を巡る対応を見る限り、お粗末と指摘せざるを得ない。民間とはいえ、公共電波を扱う社会的責任が極めて重い企業にもかかわらず、真相解明や責任の所在を明らかにしようとする姿勢がみられないからだ。

 中居に限らず、同局に対してもネット上で批判の声が出るのも当然なのだが、過去の栄華の夢に酔いしれ、世情を鑑みない姿勢は今の自民党とソックリ。

「日本はずっと強さや豊かさをめざしてきた。これからは楽しい日本で、地方も楽しいと帰ろうという人も出てくる」「楽しいと実感できる日本にしたい」

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