エース大江麻理子退社で取り沙汰されるテレ東“次期エース”アナ4人の名前

公開日: 更新日:

 テレビ東京大江麻理子アナ(46)が6月下旬に退社することが明らかになった。今後、しばらくは休養するという。

 2001年、フェリス女学院を経てテレビ東京に入社。「出没!アド街ック天国」、「モヤモヤさまぁ~ず2」のアシスタントを務めるなど、当初はバラエティー色が強かったが、13年4月に米ニューヨーク支局に赴任。翌14年2月に帰国した後は、「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のメインキャスターに抜擢。名実ともに同局を代表するアナウンサーとなった。

 女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「大江アナは、女子アナ黄金期と言われた2000年代初めから、『モヤさま』を卒業するまで、フジや日テレのトップアナに負けない知名度と人気を誇ったアナであり、その後は経済情報番組の顔としても業界を代表するキャスターとして存在感を示してきた、まさに同局の看板アナでした」

 私生活では、14年9月にマネックス証券の創業者・松本大氏と結婚。現在100億円超の資産があると見られ、退社後は多忙な生活に終止符を打ち、「しばらくはゆっくり休みたい」と話していると報じられた。

 テレビ東京の女子アナを巡っては、昨年は4人の退社が相次いだ。福田典子(3月末=34)、須黒清華(6月末=40)、松丸友紀(6月末=43)、池谷実悠アナ(9月末=28)と言った具合で、それぞれフリー転身や異業種に転向するなど、思い思いの選択をしている。さらにそれ以前には、鷲見玲奈(2020年2月退社=34)、森香澄(2023年3月退社=29)といった人気アナも局を去っている。

 他局に比べ、決して人数が多くないテレビ東京で女性アナの退社が続く理由について、当時、“何か理由があるのでは?”と勘繰る向きもあった。

 しかし、「攻めてるテレ東、愛されるテレ東」(東京大学出版会)の著書もある社会学者の太田省一氏は、テレビ東京で女子アナの退社が集中する理由について当時(24年8月)、日刊ゲンダイにこう話していた。

「通常、民放の女性アナは、報道系とバラエティー系に分かれていくものですが、テレビ東京のアナはいわば“二刀流”で両方を担当します。(中略)単なるアシスタント的な立ち位置ではなく、タレントと一緒に、コスプレから水浸しまでなんでもやる。このあたりは、同局の佐久間宣行元プロデューサーの影響も大きいと思いますが、“他局がやらないことをやるのがテレ東イズム”なので、女性アナの起用や育成法についても、他局とは一線を画していると思います。それでどんどん個性が開花していって、独立などの機運に繋がっていくのではないでしょうか」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…