著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

テレビ東京の田中瞳は「最強の女子アナ」になる可能性を秘めた逸材

公開日: 更新日:

 最近のキー局の女性局アナは、幅広い層に支持されている水卜麻美日本テレビ)や弘中綾香テレビ朝日)を除くと、全体的に小粒な印象は否めない。ここ数年に入社した各局の女性アナウンサーを見ると、「どのような人を採用してアナウンサーとして育てていけばいいのか」という人事戦略に迷いが感じられる。

 理想としては、水卜麻美アナのような「親しみやすさ」、フジテレビ局アナ時代の加藤綾子の「華(タレント性)」、大江麻理子テレビ東京報道局)の「アナウンス力」、そして弘中綾香や元TBS田中みな実のような「ユニークな個性」をすべて持ち合わせている女性アナが出てくれば、大きな注目を集めるだろう。

 これらの先輩方と比べるとまだまだ成長中の段階だが、そのすべての要素の可能性の芽のようなものを秘めているのが、テレビ東京の田中瞳だ。

 1996年9月16日生まれ、東京都出身。2019年に入社して、同年8月には早くも「モヤモヤさまぁ~ず2」の4代目アシスタントに抜擢された(初代は大江麻理子)。

 その後、都内の電車内モニターで放送されている「日経電車版」のナビゲーターにも起用され、車掌の制服姿が似合っていて、「通勤電車の癒やし」と呼ばれていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?