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本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

坂上二郎さんがキッパリ言い切った 盟友・萩本欽一さんへのリスペクト

公開日: 更新日:

 初めてお会いしたのは1980年代、伝説のコメディアンから俳優としての認知が高まっていた頃でした。

 萩本欽一さんとの伝説のコンビ「コント55号」。70年代は大みそかに「紅白をぶっ飛ばせ!」で絶対的視聴率王者の「NHK紅白歌合戦」に対抗。人気絶頂とはいえ、ひとつ間違えばバッシングを受けかねないほど、身をなげうって、パンツ一枚で女優さんやグラビアアイドルたちと「チャリティー野球拳」で飛び回っておられました。

 コンビ活動の中止で萩本さんとの不仲を報じられたことについて質問すると、嫌な顔ひとつせず、「ないです、ないです。仕事の方向性が違ったので、今は一緒にやることはほとんどありませんけど、欽ちゃんがいなかったら僕は今ここにいませんから。全ては欽ちゃんのおかげですよ。不仲なんて言ったらバチが当たりますよ。あの人が芽の出なかった私の花を咲かせてくれたんですから」と、盟友・萩本さんへのリスペクトを口にされていました。

 坂上さんがあまりにマジメでセリフ覚えが良く、台本通りにこなしてしまうために“予定調和の笑い”しかとれず、もっと爆発的な笑いをとりたい、と考えた萩本さんは、坂上さんに台本を見せず、セリフも決めず、アドリブを引き出すコントをされていたそうです。

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