フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

公開日: 更新日:

 Travis Japanの松田元太(25)が主演を務めるドラマ人事の人見」(フジテレビ系)が、さまざまな視点から話題になっている。今作は、古い体育会系気質の残る大手文房具メーカー「日の出鉛筆」を舞台に、人事部の人見廉(松田)が社員のさまざまな問題と向き合っていくオフィスエンタテイメント。人見は、海外からヘッドハンティングされたという噂で、鳴り物入りで会社にやってきたが、実際には人事に関する知識は皆無に等しいおバカでピュアな人物という設定だ。

 松田といえば、九九が言えないおバカキャラとしても活躍しているが、そんな松田自身のキャラにぴったりな今作の主人公は、脚本家・冨坂友氏が松田に直接ヒアリングしてキャラクターを造形した、いわゆる当て書きだという。そんな意気込みも感じられる作品なのだが、8日に放送された第1話では、人見が退職届を出した社員の自宅をしつこく尋ね、飲み屋でその社員の上司からうまく話を聞き出すシーンや、パワハラ被害を訴えた社員を社内のカラオケ大会に連れて行き、上司や会社への不満をラップで告げ、2人の間にあった誤解が解かれるというシーンが描かれた。時代錯誤で非現実的なシーンの連続に《TBSドラマ『不適切にもほどがある』の劣化版か?》といった声も出ている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」