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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

大逆風の中で奮闘しているフジテレビの4月期ドラマは…△が結論

公開日: 更新日:

「人事の人見」の鈴木保奈美がしょっぱい

 火9「人事の人見」はTravis Japanの松田元太主演のお仕事ドラマ。松田演じる人見廉は会社勤めの経験もなく、ビジネスマナーや事務能力は皆無だが、おバカでピュア過ぎる男。そんな常識にとらわれない人見が人事部の問題を解決する話。

 今のフジがパワハラだモラハラだセクハラだとやっているところにうすら寒さとたくましさを感じつつ、人事部部長の鈴木保奈美になんともいえないしょっぱさを感じてしまう。元カレといわれた大多亮や元夫の石橋貴明があれこれ矢面に立たされる中、ちゃっかりドラマ出演。女は強し。フジの得意とするお仕事コメディーで、悪くないが、前田敦子のギャンギャン声にへきえき、減点対象だ。

 松本若菜主演「Dr.アシュラ」の研修医役を演じる、Aぇ!groupの佐野晶哉もギャーギャー騒ぐ声がうるさい。「ドクターX」亡き後、それに代わるかと思ったが、西田敏行クラスの重鎮もおらず。比較にならず。こちらはおもに病院内が描かれており、ロケをせずに済むのはなにより。

 24日スタート、芳根京子主演「波うららかに、めおと日和」の舞台は昭和11年。この時代を選んだのは街でロケする必要もなく、おもにセットの撮影で済むからだろう。漫画原作のラブコメ。交際0日の結婚相手は海軍軍人ということで、戦争もラブコメのネタに。そこだけは、ちょっと気になるけど。

 結論。嵐の中で奮闘しているドラマ班。△。

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