石橋静河が26年後期のNHK朝ドラヒロインに! 背景にある「親の七光り」吹き飛ばす行動力
そのヒロイン像について「石橋さん本人のプロフィールとも重なるところがありますね」と、スポーツ紙放送担当記者は言った。
■持ち前の行動力と演技で「数字(視聴率)も持っている女優」と呼ばれるように
石橋は4歳からクラシックバレエに打ち込み、15歳から米ボストンなどのバレエスクールに留学した経歴を持つ行動派。15年にスタートさせた女優でも野田秀樹氏演出の舞台「逆鱗」から注目され、17年公開の「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」でブルーリボン賞新人賞などに輝いた。NHKの朝ドラでも18年前期の「半分、青い。」に出演し話題となった。話題作への出演が目白押しの上、「数字(視聴率)も持っている女優」として、現在引っ張りだこの売れっ子女優のひとりだという。
「21年10月期に深夜枠で放送された『東京ラブストーリー』リメーク版で、石橋さんは鈴木保奈美さんの平成版とはまた違う、自然体で新しい『赤名リカ』像をつくり上げたとされています。さらに評価を高めたのは、24年4月からのNHK『ドラマ10』で放送された連続ドラマ『燕は戻ってこない』でしょう。桐野夏生さん原作の作品で、生殖医療を扱っているのですが、貧困から抜け出すために代理母になる女性を体当たりで演じ、そのパワーと存在感、魅力で視聴者を引き込んだとされていました。親の七光すら吹き飛ばしてしまった印象です」(前出のスポーツ紙放送担当記者)