著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

小錦はダイエット効果を聞かれ「少しだけ…」と…「どれくらい?」「60キロ」で大爆笑!

公開日: 更新日:

 相撲界は大の里関の8年ぶりの日本人横綱誕生に沸きました。若い世代にとって外国人力士=モンゴル出身となるでしょうが、私のような60代にとって外国人力士といえば、初の外国人大関になったハワイ出身の小錦関です。200キロを超える巨体で突進していく強烈な押し相撲は「黒船来襲」と言われ、短期間で横綱まで駆け上がると誰もが思っていましたが、ヒザの大ケガで急停止。それでもどん底から大関まで這い上がった不屈の力士でした。

 そんな小錦さんにお会いしたのはタレント活動を始めた頃でした。打ち合わせに行って会ってきたディレクターから「まぁびっくりしますよ。テレビを見て感じてる大きさじゃないです!」と聞かされてはいましたが本当に驚きました。

 巨体を揺らして肩で風を切るように楽屋に入ってくると、大きな目を一段と見開き、こちらがビクッとするくらいの圧を感じたと思ったら小声でスタッフひとりひとりに丁寧に挨拶され、大きな体と腰の低さとのギャップがなんともかわいらしく、好感度は爆上がりでした。

 体が大きすぎて、ゲストの登場口からは出られず、MCの(トミーズ)雅くんが「今日のゲストはこの方です」と紹介しても誰も出ず、観覧席のみなさんが登場口に注目したスキに、反対側から小錦さんがのっそのっそと歩いて登場。「キャー!」という悲鳴とも歓声ともつかない声が上がり、ざわめいたのが印象的でした。おそらくあまりの大きさに驚かれたのだと思います。

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