著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

公開日: 更新日:

 高畑がこの「関西屈指の女子校」(予備校講師)に6年間いることはなかった。中学2年の時、ホリプロ主催の「山口百恵トリビュートミュージカル」オーディションに合格。応募総数9621人の中から主役の座を勝ち取り、一気に女優への道が開けた。高校に上がる際は四天王寺に内部進学せず上京した。ピーターパン役に抜擢されるなど、芸能活動が本格化してきたからだ。

 高校から入学したのは私立中高一貫校の八雲学園。当時は女子校だったが、現在は男女共学になっている。

 堀越高校のような芸能人向けの特別コースがあるわけではないが、女性タレントを数多く受け入れてきた。SPEEDのメンバーだった今井絵理子(現参議院議員)や島袋寛子、先日芸能界を引退した西内まりやも同校の出身だ。

「高畑が他のタレントと違うのは、どんなに忙しくても学業をおろそかにしなかった点。役を演じるために教養が必要だと思っているのでしょう。何より、机に向かうことが好きでたまらないように映った」(制作会社プロデューサー)


 現役で法政大キャリアデザイン学部に進学。勉強し続けることは高畑にとって当然の選択だった。だが、すべてが思い通りにいくわけではなかった。舞台をいくつもこなす中、朝の連ドラ「ごちそうさん」でヒロイン杏の義妹役に決まる。大学3年の時だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  5. 5

    ドラフト外入団の憂き目に半ば不貞腐れていたボクを最初に見出してくれたのは山本浩二さんだった

  1. 6

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  3. 8

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  4. 9

    権田修一が森保J復帰へ…神戸サポもビックリ仰天“まさかの移籍劇”の舞台裏

  5. 10

    マツコはやっぱり怒り心頭だった…“金銭トラブル”前事務所社長を「10億円提訴」報道