オードリー春日俊彰は「西武園ゆうえんち」の救世主になれるか? 昭和レトロ不発、70億円超減損で窮地

公開日: 更新日:

「親会社の西武ホールディングスが100億円を投じて、USJを復活させたと言われている森岡毅氏が率いるコンサルティング会社『刀』にリニューアルを依頼。西武園ゆうえんちは“昭和レトロ”を前面に打ち出し、21年5月にリニューアルオープンしています」(経済ジャーナリスト)

 リニューアル当初は“なつかしの昭和”が体験できると、中高年だけでなく若者にも大ウケと盛んに報じられていた。しかし、時の経過とともに不穏な空気が流れ出したという。

■ANNイベント5万人超の来場、お笑いコンビ一の集客力

「同ゆうえんちは単体で、22年3月期こそ1723万円ほどの最終利益を計上していますが、23年3月期は3457万円のマイナスと赤字に転落。さらに親会社は23年3月期に32億円、24年3月期に41億円の減損損失を計上しています。これは西武園ゆうえんちに投じた100億円のうち73億円が回収不能とみなしたもので、リニューアルがうまくいかなかったことの証左と言われています。しかし、遊園地のリニューアルに100億円は少なすぎると言われていたため、刀を擁護する声もあがっています」(前出・経済ジャーナリスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー