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沢野ひとしイラストレーター・エッセイスト・絵本作家

イラストレーター、エッセイスト、絵本作家。1944年、愛知県生まれ。児童書出版社勤務を経て、書評誌「本の雑誌」創刊時の76年から表紙と本文イラストを担当。第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。著書に「ジジイの片づけ」「人生のことはすべて山に学んだ」ほか多数。

(78)守屋浩「僕は泣いちっち」が胸に響いた中学3年の春

公開日: 更新日:

年を取るにつれ地方の街で暮らしたく

イラスト・沢野ひとし

 東京に憧れる歌謡曲は数知れない。私が中学3年生の初めに、家族は千葉に引っ越しをした。それまで中野区に住んでいたので、東京が懐かしかった。

 守屋浩の「僕は泣いちっち」がラジオから流れ、胸に響いた。1959(昭和34)年のことであった。

 高校生になると東京に月に1度… 

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【連載】沢野ひとし「ラ・ラ・ラプソディー in 昭和」

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