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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

公開日: 更新日:

■有名私大への進学実績も高い人気校

「その頃、旧ジャニーズを多く受け入れていた堀越高校には行きたくなかったのでしょう。芸能人っぽく振る舞うことをひどく嫌っているように映った」と、前出の芸能記者は当時の風間の印象を語る。ごく普通の学園生活を望んでいた。山下や生田が芸能活動を優先し、堀越に入ったのとは対照的だった。しっかり受験勉強の時間をとったおかげで、都立小岩高校に合格した。「都立の中では中堅クラスですが、有名私立大への進学実績も高く、人気校のひとつ」(学習塾スタッフ)だという。

 しかし、半年近くの空白は風間にシビアな現実を突きつけた。B.I.G.の活動に復帰しても、もはやセンターの位置は与えられず、生田の後ろで踊らなければならなかったのである。

 ところが、高1となった風間に転機となる仕事が舞い込む。「3年B組金八先生第5シリーズ」(TBS系)への出演である。心に闇を抱えた生徒を演じ、各方面から絶賛され、以降、俳優の仕事が次々に入ってくるようになる。ただ、旧ジャニーズ事務所内での位置付けはいつまでもデビュー前のジャニーズJr.のままだった。同事務所ではCDを出さないとデビューとみなされないのだ。

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