62歳の松本人志が試される“笑いの腕”…テレビ復帰は「ダウンタウンチャンネル」の成功次第?
成功のカギは、コアなファン以外の獲得と海外市場にかかっているだろう。国内で月額980円で10万人加入で月商およそ1億円と予想、試算するメディアもあるが、果たしてどうなるのか。
「ダウンタウンや松本のコアなファン以外は、お笑いファンなどが想定されますが、ダウンタウンの番組の平均視聴率を10%と仮定し、そのうちの10%程度が課金すれば、月収1億円以上の計算になります。最初はご祝儀や野次馬感覚で課金する人が相次ぐと思われますが、果たしてこれまでほぼタダで見られたものに“お金を払う”という壁を突破できるのか。『ドキュメンタル』や『FREEZE』がフォーマット販売や海外のテレビ局でリメークされ成功を収めたように、コンテンツや企画が海外販売されれば、海外での売り上げが大きく乗っかってくるでしょう。一定の成功は収められそうですが、プラットフォームからの離脱を食い止められるかなどはいかに面白いコンテンツをコンスタントに配信できるか次第ではないでしょうか」(前出・お笑いライター)
コアなファンからは、松本が出演するならどんな番組でも課金するという声が聞かれるが、コンプライアンスに厳しい昨今のテレビでは見られないような笑いを期待する声も非常に多い。活動休止から2年近くが経過し、今月8日で62歳になる松本の“笑いの腕”が錆びていないか、見ものだろう。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)