“茶番”自民党総裁選の広報係? TBS系「ひるおび」が連日の大ハシャギ…ふかわりょうは痛烈批判

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マトモなのは、ふかわりょうと、にしおかすみこだけ

 水曜コメンテーターのふかわりょう(タレント)は、「公共財産の電波を、こういう形で、10月の4日までですか、使うことに対して、(自民)党キャンペーンになっていて……。日本をどう持っていくのか、10年後、20年後の未来を、どういうビジョンを描いているのかというのを、電波を使うのであれば、そこを伝えてほしいなと思います」と痛烈批判した。

 自称一発屋芸人のにしおかすみこ(月曜コメンテーター)が、「立て直してほしいのは自民党じゃなくて、日本でしょ。こういう内々のことばっかりを見せられて、そのうち今年終わっちゃうんじゃないって思ったりはしますね」と突っ込むと、SNSでは「その通り!」と拍手喝采となった。

 他の情報ワイドも似たり寄ったりなのだが、なぜ「ひるおび」がとりわけひどいのか。

「『ひるおび』のメイン視聴層は中高年女性で、小泉進次郎高市早苗は食いつきがいいんです。ただ、総裁選でも政策などはあまり関心がなくて、エピソードや裏話がウケる。究極のポピュリズムで、結局、自民党PRですよ」(報道番組元キャスター)

 しかし、小泉が首相になれば、キャッチフレーズばかりの空っぽ政治だろうし、いまだにアベノミクスを信奉している高市早苗なら、赤字国債の乱発で円安物価高だ。総裁選に期待できるものなど一つもないことぐらいは、「ひるおび」も伝えてよ。

(コラムニスト・海原かみな)

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