NHK「ダーウィンが来た!」知られざる撮影現場 世界初映像はこれまで150本以上

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 日曜夜の最強番組は何か。定番のNHK大河ドラマ、長寿バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)、「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)もあるけれど、人気の根強さでは「ダーウィンが来た!」(NHK・夜7時30分~)ではないか。「生きもの地球紀行」から数えると33年続く動物ドキュメンタリーで、珍しい貴重な生態映像、動物学の研究資料としての質の高さでは、世界トップレベルだろう。

 深海のダイオウイカ、鳥を狩るカマキリなど、「世界初」の映像をこれまでに150本以上放送している。新種や絶滅したと思われていた魚種を発見して、取材班と同行の学者が発表した科学論文は20本以上にのぼる。

 視聴率も「ザ!鉄腕!DASH‼」(日本テレビ系)などを抑えて、常に同時間帯1位だ。

「番組そのものは幼児・小学生向けですが、晩酌をやりながら見ているオトーサンは多いんじゃないでしょうか。少年時代にシートンの動物記や岩波映画、テレビ番組『ディズニーランド』の冒険の国シリーズに夢中になった世代は、動物ものは大好物なんです」(テレビ情報誌編集デスク)

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