奈良富士子さん(女優・歌手)71歳…若さの秘訣はラブラブな再婚生活にあり
エラい人からの“お誘い”を断ると仕事もなくなる芸能界…
さて、大阪生まれの奈良さんが17歳のとき、オーディションで射止めたのが「美人はいかが?」の主役。寺尾聰や夏夕介との“兄妹”が繰り広げるラブコメディーは茶の間を明るくしてくれた。アイドル歌手や、欽ちゃん司会の「オールスター家族対抗歌合戦」(フジテレビ系)の初代アシスタントを務め、「江戸の鷹 御用部屋犯科帖」(テレビ朝日系)など多くの時代劇、そして「松本清張の黒革の手帖」(TBS系)、昼ドラマ「愛の嵐」(フジテレビ系)などでも活躍したものだ。
「プロデューサーや演出家、脚本家からのお誘いがたくさんありましたね(笑)。私がお断りすると作品の話もキレイサッパリなくなりました。そういうことが何度も。受け入れていれば、もっといい位置で仕事ができていたのかなと思いますが、後悔はしていません!」
都内で夫と2人暮らし。
(取材・文=中野裕子)
▽奈良富士子(なら・ふじこ) 1954年7月19日大阪生まれ。幼少時から子役として活動し、71年、ドラマ「美人はいかが?」(TBS系)で主演。翌年、歌手デビュー。その後は主にドラマ、舞台で活躍。



















