萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言
萩本「だから欽どこの200回の時『番組開始200回になりました、ゲストを入れたいんですが』って番組のプロデューサーに言われたとき、俺、即答した。『それは坂上二郎だ』って。で、電話して『200回だよ。出る?』と聞いたら、そのときも『待ってました!』だもん。もうね、うれしそうに。うん」
増田「欽どこ200回記念ということなら、1980年ごろですね。二郎さんはまだお元気だった」
萩本「元気、元気。仕事をバカバカやってた」
増田「『夜明けの刑事』*とか」
※『夜明けの刑事』:1974年から1977年までTBS系列で放送された坂上二郎主演の刑事ドラマ(全111話)。舞台は警視庁日の出署。人情味あふれる叩き上げのベテラン刑事・鈴木勇(坂上二郎)と若手刑事たちが、さまざまな事件に挑む姿を描いた。派手なアクションよりも人間ドラマを重視し、社会問題や当時の流行文化を題材にしたエピソードを織り交ぜた作風が特徴だった。石立鉄男、石橋正次、鈴木ヒロミツらが出演し、途中から水谷豊もレギュラー参加。山口百恵、三浦友和、キャロルなど当時の人気スターもゲスト出演した。番組終了後も『新・夜明けの刑事』『明日の刑事』へと続き、日の出署シリーズとして約5年間親しまれた。


















