小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情
映像化成功の「鍵」を握るのは誰か
今回の「新劇場版☆ケロロ軍曹」に限らず、映像化する際に原作ファンは忠実な脚本を求めるが、限界がある。特に実写化の際はそれが顕著だ。
「監督も脚本家も役者も、与えられた仕事をまっとうすることに命を懸けるもの。ですが、マンガの1コマを映像化するだけでもロケハン・撮影・エキストラ手配など何十倍もの労力がかかる。業界ではこれを“カロリーが高い”と言いますが、その取捨選択が実写化の難所です。その中で制作側は、原作どおりに再現すること、興行的に成功させること、原作ファン以外も呼ぶために個性を出すこと…この3つの間で常に揺れています」
監督に全責任があるというわけではない。
「今回の件も福田監督の暴走というより、彼の作風を理解した上で起用し、制御しなかったプロジェクト全体の問題だと思います。映像化の成否を左右するのは、原作者と現場の間に立つプロデューサーサイドでしょう。その点でいえば、『おそ松さん』の実写化はうまかった。アニメの実写化として寄せるのではなく、Snow ManやAぇ! groupのアイドル映画として仕立てることで、原作ファンに“別物”だと納得させる手際がありました」
問題となった今回の「新劇場版☆ケロロ軍曹」は公開3日間で動員10.2万人、興行収入1.5億円超の好スタートを切った。炎上しても話題になれば勝ち、なのか。
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