“憧れのタワマン”が地に落ちていく…菅野美穂主演の「階層サスペンス」
とはいえ、万事順調だったわけではない。タワマンの何階に住むかでヒエラルキーが決まるという設定はやや紋切り型。岩田剛典が菅野を抱きかかえるシーンで突然スローモーションになるシーンなど、ひと昔前の韓流ドラマ風で気恥ずかしい。
また幼児失踪と階層格差というネタのマッチングも滑らかとはいえず、サスペンスを見たい人にも、ドロドロを見たい人にも中途半端だ。そんなハンディはあったものの、憧れの高級住宅が地に落ちていく「階層サスペンス」という趣向は強烈だった。
(メディア文化評論家)
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