“フェチの鬼才”中野D児 六本木でウエーターをやっていた

公開日: 更新日:

 1980年代半ばから後半にかけてAV黄金期、業界屈指のSM男優であると同時に“フェチの鬼才”として勇名を馳せた黒ヒゲ、サングラスのAV監督がいた。中野D児さんだ。一方でレコードやプラモデルのコレクターとしてもしばしばマスコミに取り上げられた。今どうしているのか。

「『あの人は今』? よくオレの名前が出てきたね。ここに引っ越してきて5年。カネはないけど、元気にしてるよ」

 JR津田沼駅からタクシーで10分の自宅アパートを訪ねると、苦笑しながら中野さんが迎えてくれた。

「六本木のレストランで深夜担当のウエーターやってるんだ。夕方に家を出て、朝に帰ってくる。仕事で都心に向かうサラリーマンとは真逆の生活だね」

 ってことは、エロ系はなし?

「ヤル気は満々、オファーがあればいつでもオッケェなんだけど、世代交代もあって、声が掛かんないんだよ。ただ、緊縛ライブを年に何回かやってて、今年2月には市谷でピンク女優の樹花凛チャンをモデルに撮影会を開いたよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?