闇営業に走ったのは 恐妻家&小遣いなし芸人の切実“懐事情”

公開日: 更新日:

 それでも「芸人の闇営業だけは絶対になくならない」。こう断言するのは、過去に自身の参加したパーティーで何度も芸人と顔を合わせたことがあるという詐欺グループの元幹部だ。

「詐欺グループや暴力団幹部の誕生会や出世祝いなどのパーティーの余興で芸人の存在は欠かせません。しかし、演歌歌手や俳優は今後、事務所のチェックがますます厳しくなるので難しい。それに比べて、芸人はいくら事務所がダメだと言っても、やらないと食えない。特に吉本興業の芸人などは、仲介人を通じて向こうから『仕事ないですか?』と、聞いてくる。今はお互いにおとなしくしていますが、ほとぼりが冷めたら普通に闇営業は行われるようになるでしょう」

■収入がそこそこあっても自由に使えるお金がない

 元幹部はさらにこう続けた。

「今回、名前が挙がった芸人たちを見て気付きませんか? ザブングルの松尾さん以外、ほぼ全員、結婚していて子供がいるんです。特に、宮迫やロンドンブーツ亮、レイザーラモンHGは恐妻家で知られていますよね。彼らはそこそこの年収を稼いでいましたが、案外、自分が自由に使えるお金がなかったんだと思いますよ。我々はそういうところまで調べて、オファーを出したりもしています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々