詐欺被害者は置き去り…宮迫博之vs吉本興業は“痴話げんか”

公開日: 更新日:

 警察庁の資料によると、特殊詐欺の被害額は2014年以降、減少傾向にあるとはいえ、昨年は363億円。1件当たりの被害額は233万円で、同庁は「依然として深刻な情勢」と指摘している。

「なけなしの貯金をだまし取られ、絶望して自殺する高齢被害者も少なくない」(捜査関係者)

 その被害額の一部が、半グレ詐欺集団の享楽的なパーティーで散財され、宮迫の、そして宮迫と一緒に会見した「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(47)らの手に渡った。

 吉本興業の連結売上高は、上場を廃止した2009年時点で約500億円。大物芸人である宮迫や田村亮にとって、闇営業のギャラである100万円や50万円は、受け取ったことすら忘れてしまう小遣い銭感覚なのかもしれないが……。

 確かに、被害者置き去りの内輪揉めしている前にやるべきことがあるはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因