著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

新井浩文は示談成立で執行猶予濃厚 復帰可能も居場所なし

公開日: 更新日:

 新井浩文被告(41)の控訴審初公判が12日に開かれた。派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴、強制性交罪で1審は懲役5年の実刑判決を受けていた。

 初公判翌日のスポーツ各紙は扱いこそしたが、思ったより小さなものだなあと感じた。それはそれとして、1審の量刑不当で弁護側が争っての控訴審だが、この中で弁護側は新井被告と被害女性との間で民事上の和解(示談)が成立したことを明らかにした。実は、この和解こそが大変、大きな意味を持つ。

■刑務所に行くかどうかの瀬戸際

 知り合いの弁護士によると、初犯であり、被害者との和解成立となれば、「懲役3年、執行猶予5年という判決がかなりの可能性」で出てくる。刑務所に行くかどうかの瀬戸際ということだ。

 1審では、2000万円の示談金を用意して弁護士が交渉したが、和解に至らなかった。それだけ被害者の被害感情が大きかったということだが、通常なら1審の前に和解して執行猶予を狙うもの。それができずに実刑となった面もある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝