前田日明氏のセクハラ差別発言で浮き彫り…深夜番組でも“配慮のない過激さ”は許されない

公開日: 更新日:

 まず前田氏の発言をおさらいすると、前田氏は、AVについて「ちゃんと脱いでくれるし、ちゃんと見せてくれるし、ちゃんとおっぴろげてくれるし、ちゃんとハメてくれるし、ちゃんと終わってくれるし、想像の入る余地がない」とストレートに表現。それに対してグラビアのよさは、「想像できる(ところ)」だと話した。

炎上は前田日明一人の責任なのか

 さらに、スタジオに登場したグラドル5人について品評。グラドル関連のアカウントを340以上フォローしているという前田氏は、SNSで毎日あげられる写真を見ていると、「『あっ、これ、生理直前の一番(胸が)張ってるな』とか、『生理終わったばっかで』とか」と語ったことが、主に村上ファンと思われる女性視聴者から、<気持ち悪い><このおっさんなんで出てるの>と炎上したのだ。

「前田さんはその巨体からは想像もつかないほど器用な人で、読書家、趣味人として知られる一方、まだパソコンが一般的になる前に、アイコラ(アイドルの顔写真とヌードグラビアをコラージュさせたもの)を日本で最初に始めた人と言われています。1990年代に放送された『リングの魂』(テレビ朝日系)でも、『最強の巨乳は前田日明が決める!』という企画がされるほど、昔からエロへの関心の高さは有名でした。確かに今の時代、前田さんのエロトークは公共の電波にそぐわない内容ですが、番組側もそれを承知で確信犯的に前田さんを起用したはず。前田さん1人に炎上を押し付ける姿勢はどうかと思います」(プロレスライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり